何と何が一緒になっているべきか。
僕の携帯電話は2年前に買ったJ-Phoneのストレート端末で、半年ほど前からJavaアプリが動かなくなっている。電池の減りも早い。
買い替えたいとは常々思っているものの、なかなかできない。次に買うものは10年使えるようなものを選びたいが、そう思えるものは滅多にない。
auの深沢直人さんがデザインした電話であれば納得して買うのだが、キャリアをカエルのであれば、今年番号ポータビリティが実施されてからと我慢している。
我慢はしているが買い替えたいので、あれはダメだこれはダメだと言いながら、色々と新機種の情報を見ている。そんな中で思ったことを書く。
最近は携帯できる電化製品がとても増えた。思いつくままに挙げてみると、
こんなところだろうか。最近の製品はこれらが組み合わされて構成されている場合が圧倒的である。最新の携帯電話などを見ると、これらの機能が全て含まれていたりする。W-ZERO3とか。
こうなってしまうと、全部入っている製品がよい製品のように思えるが、そういう製品は大きく不格好になっている場合も多々ある。
そこで、使用する場面をイメージし、何が合わさっているとよいのかを検討する必要がある。
例えば平日。会社に行って帰って来ることを考える。
僕の場合持っていきたいものは、携帯電話、音楽プレイヤー、カメラである。
帰りにはよくメールのやり取りをするので、携帯電話はすぐ取り出せる場所に閉まっておきたい。音楽プレイヤーは移動中常に使っていたい。カメラはそれほど出番はないだろうから、取り出しやすさはそれほど気にしなくてもよい。
要らないほうで言えば、決まった場所に勤めているのでナビは要らないし、移動中落ち着いた時は本を読むので、ゲーム、メディアプレイヤーは不要である。仕事場にもPCがあるので、PDAも必要ない。
取り出しやすい場所と言えばポケットだが、すでに財布、カードケース、名刺入れ、ハンカチなどで、ほとんど埋まってしまっており、実質空いているのは胸ポケットのみである。
これを考えると、携帯電話は音楽プレイヤー機能を備え、かつ胸ポケットにあっても違和感を覚えないコンパクトなものがよい。カメラは別でカバンの中にいれればよい。
さらに休日、遊びに出る場合を考える。
持っていきたいものは、電話、カメラ、PDAである。
電話はちょっと離れる際にあるととても便利だが、それほど取り出しやすさにこだわる必要もない。カメラはできるだけ取り出しやすいところにあって欲しいが、これもカバンの中でよい。PDAがほしいのは、迷うことがよくあるからと、出先で食事をする時にネットで美味しいお店の情報を見たいからだ。この用途だと、取り出しやすさはそれほど重要ではない。
一方、暇つぶし系のものは全て必要ない。
休日は服装も私服となるので、スーツと比べてポケットはあまり使えない。また、ビジネスバッグを持つ必要もない。僕はいつも小さな肩掛けカバンを1つ使っている。カバンが小さいと何でも取り出しやすい。取り出しやすさの問題は、これに入れれば解決する。
カバンの容量に収まれば、電話、カメラ、PDAは別々でも、使い勝手としては問題ない。しかし、たまにしか使わないPDAのためにモバイル用回線を準備したりそのお金をかけたりというのはもったいない。それを考えると、電話とPDAは一緒になっているものが望ましい。
こう見ると、電話と音楽プレイヤーとPDAが一体化した機器があればよいのだが、今のところそんな製品はない。たぶん電池容量の問題だろう。
それでは何を犠牲にするかと言うと、PDAの利便性で、今の携帯はスマートフォンでなくともある程度のwebブラウジングができ、それで我慢してもよいだろう、という事である。
長々と書いたが、僕はauのneonとデジカメがほしいのだ。
そう結論づけようとした矢先、neonの音楽転送機能はwindows対応という仕様を発見した。vodafone 803Tとおなじように、またmacは切り捨てられるのか。泣き寝入りはもうごめんだ。