靴箱を作りました。
こちら。
思ったよりも良くできたので、自慢ついでに作り方を書きます。
靴箱の作り方
- 材料
- 75cm角紙管(無印良品) 4本 840円
- ベニヤ板 600×300×4mm 4枚 1400円
- ペンキ 0.8畳分 300円
- ニス 0.8畳分 300円
- 合計2840円
- 道具
- カッター
- ハケ
- 口の広いプラスチック容器(今回はヨーグルトの容器を使用)
- 新聞紙(ペンキ塗りの際、下に敷く)
- 雑誌(カッターを使うとき、下に敷く)
- つくり方
- 概要 紙管4本に切り込みを入れ、そこにベニヤ板を差し込みます。
- 手順
- 紙管に、ベニヤを差し込む高さに切込みを入れます。(1時間弱)
- 4面中連続する2面を切り取ります。
- ベニヤを差し込む際、少しきつい程度の太さにします。
- カッターで何度も切ると貫通します。
- 紙管の上端も同じように切り取ります。ここは、差し込むのではなく、くぼみに置くイメージになります。
- 各パーツにペンキ、ニスを塗ります。(実作業2時間、乾燥3時間)
- 組み立てます(30分)
- 紙管にベニヤ板を差し込みます。(これで棚として安定します)
- 天板を固定します。(実作業15分、乾燥1日)
- 上の板を棚の上にベニヤを載せます。
- 4本の柱を囲うように紐で巻き、板と密着させます。
- 板をいったんはずし、柱上端の板と接している部分に木工用ボンドを塗ります。
- 再度板をはめます。
- 紙管に、ベニヤを差し込む高さに切込みを入れます。(1時間弱)
- 懸念
- ケチって薄い板で作ったので、強度がない。
- →靴はそんなに重くないし、重いブーツは下の段に入れる(玄関に直置き)になるので、多分大丈夫じゃないかと思っています。
- 掃除の際に水拭きしたら弱ったり壊れないか?
- →ニス塗ったら大丈夫じゃないかと思います。
- ケチって薄い板で作ったので、強度がない。
とにかく日曜大工経験がないので、使っていてどうなるか、予想できません。
長く使えると良いのですが。
靴箱を作るに至った経緯と愚痴
さて、なんで靴箱を自作するに至ったかを、このあたりで説明いたします。
端的に言うと、世の中で売っている靴箱に、ろくな物がないのです。
楽天で人気の商品も、こんなのばっかりです。
【楽天市場】玄関収納(収納家具|インテリア・寝具・収納)の通販
いくつか候補も見つけましたが、どれも高すぎます。
DETAILのシューズボックス
DETAILのシューズボックスは、シンプルだしスリムですが、18000円もします。
PERIGOTのシューズラック(左上)
PERIGOTのシューズラック、面白い上に機能的なデザインですが、20000円もします。
†ニッセンのシューズボックス
ニッセンにも少し良いのがありましたが、このデザインに8000円払う気にはなりません。
思えば本棚にしても良いものがなく、カラーボックスを組み合わせて代用しました。
本棚も靴箱も、変に装飾をしたり、無理に異素材を組み合わせたりしたもの*1ばかりが目立ちます。さらに言えば、明るい木目のものばかりです。白くてシンプルな棚を見つけることすら困難で、現に見つけることができませんでした。
何で日本で家具を作っている方々は、極シンプルなものを適切な値段で売るということをしないのでしょう。買う側の目がぜんぜん育っていないからでしょうか。
どちらにしろ、こうもろくでもないデザインの家具ばかりだと、残念な気持ちを通り越してだんだん怒りが沸いてきます。全国に散らばる大塚家具の展示場が爆発すれば、少しはすっきりするかもしれません。
家具のデザインに携わる者は、まずバウハウスを勉強すべきです。
*1:何でそこだけスチールなんだ!的な。