情報処理技術者試験を受けた後にカレーを食べた。

情報処理技術者試験のソフトウェア開発を受けた。ソフトウェアの開発なんて、ほとんどやったことないようなものだから、勉強しなければ受かるはずもないのだが、購入した午後問題対策の参考書510ページのうち、20ページ程度しか勉強できなかった。忙しかったからではなく、だらけていたからだ。あと、難しかったからだ。


試験会場は、通い慣れた東小金井の、行った事がない北口側の電機大学付属の高校だった。教室割りを見ると4階だった。のぼる道を探しているとちょうどエレベータが空いたのでそれに乗った。後から聞いた試験管の説明ではエレベータが使えないとのことだったので、僕はルールを破ってしまった。

教室は30人分の机があり、そのうち半分の席が埋まっていなかった。きっと僕と同じく、会社でまとめて申請させられた、モチベーションの低い人たちなのだろうなと思った。

午前の試験はマークシート方式の4択、2時間半で80問。自信のない問題に?をつけたら半分くらいついた。そのうちさらに半分は、全くわかずに勘で答えた。予想よりもできたと思うが、そう思うときほど結果が伴わない。

午後Iの試験は記述式だった。参考書では一問解くのに半日くらいかかったので、一問でも解こうという目標で望んだが、以外とできたと思う。参考書で半日かけたジャンルの問題はやはり解けなかった。どうやら参考書の頭に苦手分野の問題があり、勉強ではそこでつまづいたようだ。午後IIもおなじような具合だった。どちらにしても、練習不足で、解くスピードが間に合わなかった。

試験中に地震があったが、皆無言だった。僕はしばし試験の事から頭を離し、外で火事がないか確認するとともに、より大きな揺れが来た場合にすぐに机の下に潜れるよう心の準備をした。


試験が終わった後は、恋人に東小金井まで来てもらい、そこから農工大を通ってカレーのプーさんに行った。道すがら数学をなぜ学ぶのかという事について語り合った。

プーさんには、来年春の合格を目指した、いわゆるキックオフ的な意味を込めて行ったのだが、食べている最中は試験の事など全く忘れていた。日記を書く段階になって思い出した。来年春の試験では受かるよう、今からコツコツ勉強をしようと思う。


ですます調より書きやすいので、今後はこういう風にするかもしれない。