ホワイトバンドデー 東京タワー集会

9/10は2度目のホワイトバンドデーでした。僕は東京タワーで行われた集会に行ってきました。

イベントは東京タワー近くの公園で行われました。会場の広さはグラウンド程度。ライブ、DJがステージ場で行われ、周りに様々なNGOや飲食店のブースがあるという形。メインイベントは、19:00の東京タワーライトアップでした。

思っていたよりも参加者のマナーが悪く残念でしたが、NGOのブースで色々と勉強する事ができてよかったです。また、TEI TOWAのライブが入場料300円で見られたのは幸運でした。ちゃんと聞いた事がありませんでしたが、やはりかっこ良かったです。シークレットゲストでいらした槇原敬之さんの歌も2曲ほど聞いたのですが、やはり歌がうまかったです。


マナーについて、特に目についたのは、喫煙マナーの悪さです。狭い会場のあちらこちらで煙草を吸う人がおり、その煙を避けて休憩するところを探しました。ステージ前の、人が密集している中でも煙草を吸っている人がおりました。以前、RISING SUN ROCK FESTIVALに3度ほど行った事があるのですが、そこでもそのような人は滅多に見ませんでした。
また、ゴミについての意識の低さも感じました。会場でリユースを訴えていたにもかかわらず、使い捨てとなる容器の食べ物、飲み物を購入しているひとが多く目につきました。また、タバコのポイ捨て等も目立ちました。
これらについては、主催者側にも責めるべきところがあります。会場は分煙されていませんでした。想像ですが、いままでの市民運動等のイベントでは、その辺りを主催者側でキッチリやらなくても、参加者のマナーがよいせいで問題にならなかったのではないかと思います。今回のように、それほど意識の高くない層を巻き込んだイベントを行う場合には、そんな人々がいても他の参加者に迷惑がかからないよう配慮するとともに、そういった人々の意識を高めるよう働きかけることも必要ではないかと思います。
例えば、喫煙スペースを作り、そこにタバコの害(主に他人に与える害、他人に与える不快感、環境に与える害)についてパネルを用意するなど。
ゴミについて、ゴミの出る品物を売るブースを入れたのは明らかに主催者の責任です。また、分別も不十分でした。燃えるゴミ、燃えないゴミの分別しかなく、分別についての説明も少ない。そのため燃えないゴミのゴミ箱にペットボトルを捨てる人が多く、それをボランティアの方が分別する有様でした。フェスでの経験が豊富なA SEED JAPANの協力があれば、より良い形で行えたのではないかと思います。


NGOのブースでは、たくさんの事を教えていただきました。まだ全然詳しく知らない事が多いのですが、忘れないように記しておきます。

Control Arms

Control Armsのミリオンフェイスに参加しました。
Control Armsは、武器の貿易を規制しようという、世界規模のキャンペーンです。ミリオンフェイスは、このキャンペーンの中での顔署名の活動です。

People Tree

フェアトレードショップ、ピープルツリーのカタログを購入しました。衣料品が主な商品ですが、生活雑貨も扱っています。紅茶やコーヒー、歯磨きなども売っているので、できるだけ生活に取り入れられればと思っています。ここで売られているダージリンティー、実は、渋谷にあるフェアトレードショップ、パッチワークで既に購入して使っており、タルボ農園で作られた非常に美味しく質の高い茶葉だと喜んでおりました。今後はこちらの通販で買う事になるかもしれません。

フェアトレードジャパン|fairtrade japan|公式サイト

この団体は、フェアトレードをしているかどうかを判断し、またしていると認められた物には続けられているかの監視を行います。フェアトレードが行われている商品には、フェアトレードラベルがつけられます。以下のマークがそれです。

このブースでは、ダイエーの社長に対して、フェアトレードラベルのついた商品を置いてほしい旨の手紙を書きました。
また、フェアトレードされていない、搾取されて作られている商品は何か、フェアトレードの事を知ってから常に気になっていた事を聞いてみましたところ、以下の本を薦めていただきました。

バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)

バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)

エビと日本人 (岩波新書)

エビと日本人 (岩波新書)

早めに手に入れて読みたいと思います。

地球雑貨 ふろむ・あーす

フェアトレードの雑貨店、ふろむあーすのブースに寄りました。
フェアトレードの商品には、日用品、普段から使うものが少ないように感じていたのですが、ここでパレスチナ産オリーブオイルが輸入されている事を知りました。オリーブオイルは普段からちょくちょく消費するものなので、そういうものでパレスチナに貢献できればうれしいのですが、いかんせんお値段が高いです。実際これを買うかどうか、今は迷っているところです。
また、一緒に行った僕の恋人は、布ナプキンに興味を持ち、お店の人からお話を聞いていました。
布ナプキンについては、布ナプキン.jpが詳しいです。お店の人の話と、後から恋人に聞いた話をまとめると、一番のポイントは、自分で血の付いたナプキンを洗うため、経血が汚いものと感じなくなる事のようです。他には、かぶれないこと、十分な吸収率があること、ダイオキシンを発生する使い捨てナプキンのゴミを出さないようになること、生理が来るのが楽しみになること、ナプキンを洗った水を植物にやると、植物が凄まじくなる(お店の方の言葉そのまま)ことなどを教わりました。
恋人は、試しにと2個セットを購入しました。


さて、勉強を始めるきっかけはたくさん得る事ができました。後はここから、自分で学んで、実践です。